写真展「彝人―中国大陸の山岳民族」開催のお知らせ 2/21~

2018年01月31日    烏里烏沙

小松健一/烏里烏沙 写真展「彝人―中国大陸の山岳民族」

作者:小松健一(こまつけんいち) 烏里烏沙(うりうさ)
作品名:「彝人―中国大陸の山岳民族」(いじん―ちゅうごくたいりくのさんがくみんぞく)
会期:2018年2月21日(水)~3月5日(月)
時間:10:30~18:30(最終日16:00終了)
定休日:火曜日
入場:無料
会場:リコーイメージングスクエア新宿(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI&II
〒163-0690 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB(中地下1階)
TEL:03(3348)2941 担当:江上・大塚

【作品内容】

中国西南秘境に生きる彝族。近代まで黒彝の奴隷主がその支配を協力に維持し、ロロ独立国といわれるほどであった。今回、日本の写真家と彝族の写真家が20数年かけて、それぞれの視点で撮り下ろしたカラー作品約60点を厳選して構成。

【作品コメント】

彝族の総人口は約1,200万人で、中国国内では約1,100万人です。中国の少数民族中第6位、彝語系の少数民族の中では最大の人口を持っていて、主に中国西南地区の山岳丘陵地などに広く分布しています。そのうち、四川省涼山彝族自治州は彝族の最大居住地です。そのほか、一部はミャンマー、ベトナム北部、タイ北部などのインドシナ半島北部までに至っています。
今まで私はチベット地域を廻りながら写真の創作活動をしてきました。理由は2つ。1つは私が四川省のチベットエリアで生まれたこと。もう1つは彝族の現状はかなり悲惨な状況に置かれており、彝族の住む地域を巡るだけで、気持ちが暗くなりました。その後、NPO法人を立ち上げ、チベット族をはじめ、中国西部の厳しい地域に初等教育を支援するプロジェクトを始めました。標高4,300mのチベットの高地に小学校も建設しました。2007年から彝族の最大居住地大涼山にも小学校を建設する活動をスタートしました。2008年8月彝族建築式の小学校を完成させ、2011年2月に耐震補強工事も無事に完了しました。本格的に彝族の写真を撮り始めたのもこの頃です。

 

リコーイメージングスクエア新宿 展覧会詳細はこちら