写真学習プログラム

日本写真家協会では、「写真に関する創作活動の奨励、人材の育成、教育に関わる事業」の一環として、富士フイルムイメージングシステムズ(株)の協力で、2005年(平成17)年から小学生を対象に、写真の原点ともいえるフィルム(レンズ付きフィルムカメラ「写ルンです」)を使った「写真学習プログラム」を、毎年全国の小学校50校(クラス)で実施しております。
フィルムカメラを使っての写真学習は、単に写ったという喜びだけでなく、事物の観察を通して物事を注意深く見る、凝視することの大切さを習得、「体験参加型」の学習並びに指導で、写真という優れた記録媒体を使っての「記録・表現することの意味」を理解し、家庭や社会で広く写真を活用してもらおうという願いがあります。
2016年(平成28年)度3月までの12年間で 606校、21,627名の児童が体験し、教育現場での成果を上げております。

edu_03.jpg
教室での授業風景
edu_03.jpg
「写ルンです」を手に持って
edu_03.jpg
生徒の前で引伸ばした写真を講評

埼玉県新座市立栄小学校 4年2組

1回目に撮影を行った成果のプリントを前にして、校長先生の話から始まった。体育館にL判プリントと四切ワイドプリントを敷き詰めて講評を行った。

埼玉県新座市立栄小学校  4年1組

天気もよく秋の名残がある日に4年生2クラスを対象に写真学習プログラムを実施した。フィルムカメラのメカニズム、写真の面白さ、日常生活に欠かせない写真のあり方を4年生に話すには、使う言葉にかなり神経を必要とした。

徳島県吉野川市上浦小学校  5~6年

1回目は5年生、6年生の合同遠足から始まった。最初、なぜ上浦小学校で写真学習プログラムをする事になったかを説明したあと、カメラの操作と撮影する時の気構え、自由に自分が感じたこと、自分にとって大切な人などにカメラを向けて下さい、と話をした。

千葉県勝浦市立郁文小学校 4~6年

明治28年創立の郁文小学校は128年を経た今、児童数が少なく間もなくの統合が決定しており、今回4、5、6年併せて22名の実施だった。

長崎県対馬市立豊小学校 4~6年

2回にわたり長崎県対馬市の豊小学校で写真学習プログラムを実施した。1回目は児童一人ひとりにカメラを配り、使い方・撮影の仕方を簡単に説明した後、実際に撮影に取り掛かった。

栃木県那須町立那須高原小学校 5~6年

那須高原小学校の5、6年生は合わせても18名とこじんまりした学校だが、子どもたちの弾ける元気にただただ驚くばかりだ。1回目の授業は写真の仕事について話した。

宮城県多賀城市立多賀城八幡小学校 6年2組

6年2組では、教室内でレンズ付きフィルムカメラで試し撮りをしてもらったが、フラッシュが意外に明るく光るようで驚いていた。友達同士撮り合う姿は微笑ましい。

宮城県多賀城市立多賀城八幡小学校 6年1組

1回目の授業はレンズ付きフィルムカメラとデジタルカメラの違いを説明。ネガやポジフィルムの実物を回覧して実感してもらう。初めて見る子も多く、興味深いようだった。

神奈川県横浜市立池上小学校 6年2組

2回目発表会では、プリントに添えられていたネガの存在に興味を持ち、素手で触っている児童がいたので、ネガとプリントとの関係を説明した。セレクトされた四切プリントの内容の説明と、興味を持った理由を各自に話してもらう。指導者が写真の良さを説明し、他の児童からの質問も受ける形で進めた。

神奈川県横浜市立池上小学校 6年1組

撮影枚数の制限、暗いところでの手動フラッシュ操作、最短撮影距離の問題などを理解して楽しんで撮ってもらうこと。デジカメと違い、撮った画像がその場で見えない、どんな結果になるかの期待とドキドキ感を味わってもらうことを主体に説明した。