JPS会長のひとこと

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デジタル化によるメリットとデメリット

JPS会長のひとこと「デジタル化によるメリットとデメリット」
写真と文:田沼武能
日本写真家協会会報142号巻頭言「進化するデジタルシステム」より

デジタル写真が進歩して、写真はすごく便利になっている。撮った写真を瞬時に世界に送ることができる。カメラ機能でISO感度を自在に変えることができ、6400という超高感度、いやそれ以上の感度で撮ることができる。各種の光源に簡単に対応できる。なによりも溶液を使っての、暗室作業をなくしたことだろう。その反面、デメリットもある。デジタルで保存すると、永久に退色しないというふれ込みは問題ありで、数年に一度は新しく記録し直さないと、消滅する恐れがある。データで写真原稿を送れるのは便利だが、そのデータがそれぞれの場所に残ってしまい著作権の管理が難しくなっている。技術的進歩が速いために、法的な著作権の対応が間にあわないのが現状である。

作品タイトル:『武蔵野』より 撮影年:2002年

※作品は本文とは直接関係ありません。