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Xレイ情報

Xレイ問題

お願い

実際に被害に遭われた方は、被害状況報告と該当するフィルムをJPS企画部技術研究会(東京都千代田区一番町25 日本写真家協会 03-3265-7451)宛にご提供下さい。このページにて報告します。また、電子メールを利用される方は、画像ファイル(jpegやgif形式など汎用のファイル形式で拡張子が付いたもの)を添付して info@jps.gr.jp までお願いします。

アメリカ国内を旅行又は通過される写真家へ

Xレイに関する緊急情報

アメリカのTSA(運輸安全管理局)が、2003年1月1日午前零時をもって、米国内の空港における手荷物検査を大幅に強化致しました。TSAとは、2001年9月11日のテロ事件を受けて米国内における輸送システムを保護する目的で同年11月に設立された機関です。最初は僅か13人のメンバーであったこの組織も現在では56,000人を越える大所帯となっており、エアライン等において疑いのある受託手荷物も鍵を壊して強引に開けることが出来るほどその権限が強化されています。
現在、アメリカ国内の空港には新型の手荷物透視検査装置が設置され、今までは外にあった爆弾チェックマシンさえもサイトの中に導入されました。
この新型透視装置は未現像のフィルムに確実にダメージを与えます。TSAはスーツケースへの荷物の詰め方にいたるまで(例えば靴などはスーツケースの一番上に入れる等)細かく指示しておりますが、緊急情報として我々写真家に一番大切なフィルムに関する指示内容をお知らせ致します。 現在、アメリカにある429の空港の内、325以上の空港に新型透視装置の設置が完了した状態ですが、旧型の機械を使用している空港ではまだ、CTスキャンタイプのものが稼動している恐れがあります。以前、JPSの会報等でお知らせしましたようにCTスキャンタイプは、ある程度の照射回数を重ねるとデジタルメディアさえもデータを破壊する場合があります。フィルムやディスク、その他のメディアもXレイ防止バッグに入れないで機内持ち込み手荷物とされることを強くお勧めします。
尚、新型透視装置の性能、設置された空港名については保安上の関係から当局は公表しておりません。

TSAのフィルム等に関する指示内容

警告!!手荷物スクリーン検査に用いられる装置は未現像のフィルムにダメージを与える。

全ての未現像フィルムを検査用手荷物から取り出し、機内持込手荷物に移すこと。

搭乗客のセキュリティー・チェックポイントにおいては、
下記のタイプのフィルムを機内持込手荷物から取り出し、ハンド・インスペクション(オープンチェック)を受けること。

ASA/ISO 800又はそれ以上のハイスピードフィルム
Xレイに極度に敏感、又は科学的フィルム
感度に関係なく5回以上X線に晒されたフィルム(X線透視の結果は累積的である)
露出不足で撮影するもの、又はそうするもの
増感現像を予定しているフィルム
シートフィルム
大判フィルム
医学用フィルム
科学的フィルム
映画用フィルム
プロ用フィルム

いかなる未現像フィルムも、オープンチェックを要求することができます。

その他の予防策

もし、フィルムのオープンチェックを受けようと思っているなら、透視検査を迅速にするために、透明なケース(円筒形のケース)にフィルムを入れるか、又は透けて見える程度のケースにフィルムを入れて、かつ、透明なビニール袋にそれを入れて持ち歩くことを考えてください。
もし、未現像の同じフィルムに、何度もX線チェックを受けて旅をするなら、フィルムのオープンチェックを要求出来ます。但し、U.S.以外の空港では、この要求は難しいかもしれません。
もし、国際空港で、未現像のフィルムを手で持って搭乗しようと考えているなら、空港の保安事務所に連絡して、手による荷物検査を要求すること。
帰途に関しては、空港のセキュリティーを通過する前に、現地で撮影済みのフィルムを現像しておくことを考慮に入れること。
他国のやり方が多様であるために、他の国々の空港を経由して旅をする場合は、Xレイ防止バッグを携行することも考えられるでしょう。外国の空港に関する情報をもっと得るためには航空会社、又は旅行代理店でチェックを行うこと。

写真家の皆様へ

X-RAY被害の情報

海外取材にお出かけの皆さん、海外の空港でのX-RAY検査によるフィルム被害(縞模様、カブリなど)が出ています。
お出かけの際は、フィルムはトランクなどに入れないでて荷物(ハンドリング)として機内に持ち込んでください。
高感度フィルムだけでなく、通常感度のISO100フィルムでも起こっています。