平成25年度写真学習プログラム実施報告 東京都世田谷区立三軒茶屋小学校

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1回目・1/14、2回目・2/18、6年1組29名

sangenjaya_01 今回は、1960年に卒業した母校を選びプログラムを実施した。パワーポイントを使ってカメラのしくみについて説明した。15世紀半ば頃「ヨハネス・フェルメール」をはじめ多くの画家達が、カメラの原型である「カメラ・オブスキュラ」を活用していたという話からデジタルカメラのしくみまで話をした。その後4×5、5×7、6×6、二眼レフを子ども達が触りファインダーを覗いてもらう時間を設けた。初めて触るプロ機材に驚きと喜びの歓声が聞こえた。少しでも写真を撮ることに興味を持ってもらうことを願った。“写ルンです”を使う際の注意点などを説明し授業を終えた。

(記・撮影/足立 寛)

 

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1回目・1/14、2回目・2/18、6年2組28名

sangenjaya_02 中学受験などで提出の遅れた児童がいて、四つ切ワイドの写真が、授業に間に合うか心配だったが揃って授業となった。白板にマグネットを使って全員の写真を掲示した。始めに、大きく伸ばした写真について選んだ理由を説明した。全員にどの様な考えで撮ったのかについて語ってもらった。1月17日の阪神・淡路大震災のあった日に校旗が半旗であったのを不思議に思い撮った児童が、その意味を知るのに写真が役立った。そして、写真の記録性を説明し、将来のために今回撮った写真を大切にするように促した。何かを知ろうとする輝いた子ども達の目が、忘れられない授業であった。          (記・撮影/足立 寛)