写真学習プログラム

日本写真家協会では、「写真に関する創作活動の奨励、人材の育成、教育に関わる事業」の一環として、富士フイルムイメージングシステムズ(株)の協力で、2005年(平成17)年から小学生を対象に、写真の原点ともいえるフィルム(レンズ付きフィルムカメラ「写ルンです」)を使った「写真学習プログラム」を、毎年全国の小学校20校(クラス)で実施しております。
フィルムカメラを使っての写真学習は、単に写ったという喜びだけでなく、事物の観察を通して物事を注意深く見る、凝視することの大切さを習得、「体験参加型」の学習並びに指導で、写真という優れた記録媒体を使っての「記録・表現することの意味」を理解し、家庭や社会で広く写真を活用してもらおうという願いがあります。
2018年(平成30年)度3月までの14年間で 676校、23,490名の児童が体験し、教育現場での成果を上げております。

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教室での授業風景
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「写ルンです」を手に持って
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生徒の前で引伸ばした写真を講評

千葉県成田高等学校付属小学校 6年

千葉県成田高等学校付属小学校で、「写真学習プログラム」の授業を実施した。対象は6年生35名。1回目の授業では、写真の種類、写真で伝えられることなどをみんなで考えた。先生からのリクエストで、卒業文集に載せるため、学校や地域の思い出となるものを撮影することを宿題とした

大分県宇佐市立四日市北小学校 6年2組

友人の出身校で写真学習プログラムを実施した。活動拠点である伊勢市から遠く離れた宇佐市の子どもたちと交流できたことは新鮮であった。撮影指導では、関西弁での応答が面白いこともあり、質問の嵐であった

大分県宇佐市立四日市北小学校 6年1組

1回目の授業では、フィルムカメラの説明。撮影の指導の後「写ルンです」を持ち、校舎内を児童たちと共に廻る。修学旅行などではカメラを許されるのだが、学校内でのカメラの持ち込みは初めてとのこと。皆、目を輝かし6年間の想い出を探し、シャッターをきっていた。

福岡県みやま市立下庄小学校 6年2組

写真の社会的な役割と生活に役に立っていること、広く楽しまれていることを伝えた。6年生はまとまりが良く、聞く事や質問に成長のレベルを感じた。フィルムを巻き上げたり、ピントがわからない事や出来上がるまでの時間を子どもたちがどう感じているのかが楽しみだった。

福岡県みやま市立下庄小学校 6年1組

ニエプスのカメラの発明から、修学旅行で行った長崎・出島にカメラが日本に初めて入ってきた歴史話に興味津々の児童。ワイドと望遠レンズのカメラを覗かせると画面の迫力に驚きの声。

福岡県みやま市立下庄小学校 5年2組

授業を行う前に初めてのフィルムカメラなので説明を解りやすく行った。写真の楽しさも理解してもらうため、今のスマホや、自分の使っている機材で撮影してもらい興味を持たせた。「写ルンです」の使用説明ではテスト撮影を数枚行い慣れてもらった。

福岡県みやま市立下庄小学校 5年1組

「フィルム」を知らない子どもたちに、まずはニエプスの発明から日本に入ってきた歴史話をした。興味津々の子どもたち。

千葉県佐倉市立寺崎小学校 5年

通勤圏にある小学校はやはり児童数が多い。その人数に、今までの少人数校の指導方法を変えなければと考えた。一人一人に時間はかけられないからだ。

千葉県佐倉市立寺崎小学校 5年

昨今は、スマホの影響なのか、撮影時の環境光(特に明るさ)に鈍感な児童が多い気がする。つまりフラッシュを焚かないで露出不足を起こしている。

福岡県みやま市立上庄小学校 5年

各学年一クラスずつという標準的な小規模校で、5学年の児童数は18名。この規模だと2回目に行う四切ワイドプリントへの講評も、比較的余裕を持って行うことができる。児童数が多い場合に代表作だけ講評する方法もあるが、児童の意欲には大きく影響すると思う