第45回2020JPS展 審査員プロフィール

野町和嘉(のまち・かずよし)

高知県生まれ。杵島隆に師事した後、1971年にフリーの写真家となる。1972 年、20代半ばでサハラ砂漠に旅したことが契機となってアフリカを広く取材。極限の風土を生き る人々の精神世界、信仰をテーマに中国、チベット、サウジアラビア等で長期取材を続 け、さらに 2000 年代以降は、アンデス、インド、イラン等を中心に取材を続けている。 土門拳賞、紫綬褒章受章。2019 年公益社団法人日本写真家協会会長に就任。

代表作品

 

熊切大輔(くまきり・だいすけ)

東京工芸大学短期大学部写真学科を卒業後、日刊ゲンダイ写真部を経て独立。「人」が生み出す瞬間・空間・物を対象に撮影。2018年写真展及び写真集『刹那 東京で』を発表。「東京美人景」「東京動物園」と併せて東京の今を撮る三部作となる。そのほかに「Solitude N Y C 」「演じるコト-俳優 石丸幹二の1年」等の写真展も開催。カメラ誌等連載、学校や写真教室の指導、トークショーなども行う。公益社団法人日本写真家協会理事。

代表作品

 

 

高砂淳二(たかさご じゅんじ)

宮城県生まれ。世界中の国々を訪れ、海の中から生き物、虹、風景、星空まで、地球全体をフィールドに撮影活動を続けている。著書に最新刊『PLANET of WATER』(2019年) をはじめ『Dear Earth』『night rainbow ~祝福の虹』『free』ほか多数。ザルツブルグ博物館やニコンThe Gallery他で写真展を多数開催している。自然と人間の関係性などについて トークショーやメディアを通して伝え続けている。みやぎ絆大使。

代表作品

 

水谷たかひと(みずたに たかひと)

東京都生まれ。東京総合写真専門学校卒業と同時に渡仏。3年後に拠点を日本に移しスポーツイベントを追いかける。2001年写真展及び写真集『NEVER END』を発表。2005年にグループ展「水谷ファミリーグラフィティー・MY SPORTS」。2014年に報道写真展「上村愛子 16年のキセキ」を開催。同時に同名の報道写真集を発表。2013年より「キヤノンイーグルス写真展」を現在まで毎年開催。株式会社マイスポーツ出版代表取締役。

代表作品

 

伏見美雪(ふしみ みゆき)

『アサヒカメラ』編集長。長野県生まれ。2010年に朝日新聞出版入社。2014年から『アサヒカメラ』副編集長。2016年から『週刊朝日』副編集長として、表紙・カラーグラビ アを担当。写真集や写文集なども多く手がける。2019年4月より現職。