第51回2026JPS展 審査員プロフィール

熊切 大輔(くまきり だいすけ)

東京工芸大学を卒業後、日刊ゲンダイ写真部を経て独立。「人」が生み出す瞬間・空間・物を対象に撮影。2018年写真展及び写真集『刹那 東京で』を発表。「東京美人景」「東京動物園」と併せて東京の今を撮る三部作となる。そのほかに「Solitude NYC」「演じるコト—俳優 石丸幹二の1年」等の写真展も開催。カメラ誌等連載、学校や写真教室の指導、トークショーなども行う。公益社団法人日本写真家協会会長。

代表作品

 

渋谷 敦志(しぶや あつし)

写真家。大学在学中に1年間、ブラジル・サンパウロの法律事務所で働きながら本格的に写真を撮りはじめる。大学卒業直後、ホームレス問題を取材したルポで国境なき医師団日本主催1999年MSFフォトジャーナリスト賞を受賞。以後アフリカ、中南米など世界各地で取材をはじめる。『能登を、結ぶ。』(ulus publishing)、『僕らが学校に行く理由』(ポプラ社)、『今日という日を摘み取れ』(サウダージ・ブックス)、『回帰するブラジル』(瀬戸内人)など著書多数。2021年、笹本恒子写真賞受賞。公益社団法人日本写真家協会正会員。

代表作品

 

中野 耕志(なかの こうじ)

野鳥や飛行機の撮影を専門とし、雑誌やカレンダー、広告などに作品を発表。カメラメーカーの公式撮影等も手がける。「Birdscape~絶景の野鳥」と「Jetscape~絶景の飛行機」を2大テーマに国内外を飛び回る。著書は『侍ファントム F-4最終章』、『パフィン!』、『飛行機写真の教科書』、『野鳥写真の教科書』、『飛行機写真の実践撮影マニュアル』など多数。公益社団法人日本写真家協会正会員。

代表作品

 

南 佐和子(みなみ さわこ)

慶應義塾大学卒業。英語通訳として会議や商談で働く一方、写真の魅力に取りつかれ写真家に転向。日本国内にとどまらずアイスランド、フランス、ドイツでも撮影を続けて、独自の切り口と直感で自然風景を写し撮る。個展「アイスランド-最果てのドラマ」、「And Iceland Again」、「Obscure-風の記憶」。写真集『カメラと旅するアイスランド』(風景写真出版)、『Obscure 風の記憶』(日本写真企画)。公益社団法人日本写真家協会正会員。

代表作品

 

藤森 邦晃(ふじもり くにあき)

1976年、長野県諏訪市生まれ。父親の影響を受けて、中学の頃より写真を始める。コンテストに応募し入選多数。1999年、日本写真企画入社。2008年から『フォトコン』編集長となる。また、季刊誌『写真ライフ』や写真愛好家向けのハウツー本などの別冊、写真家の写真集制作、少年野球から高校球児向けの本、ボディメイクや大相撲関連など多岐にわたる書籍の編集などを手がける。