第19回JPSフォトフォーラム 「地球の声を聴く ―動物写真にできること」 開催のお知らせ

第19回JPSフォトフォーラム「地球の声を聴く ―動物写真にできること」

今回は三名の自然・動物写真家と進行役の高砂淳二氏が写真×環境/動物保護をテーマに、「動物写真にできること」は何なのかを講演します。柏倉氏は保護施設を撮影するドキュメンタリーの面から、篠田氏は保護と狩猟という対局から見た動物と人間の関係性の面から、山田氏は一つの被写体を通して、野生動物と地域社会の人々の暮らしを考える共存モデルとしての面から、それぞれの目線で動物写真にできることを考えています。講演では制作に対する思いに加え、活動を通じたメッセージをお話しします。「動物写真に何ができるのか」、ぜひ会場で一緒に考えてみませんか。

第19回JPSフォトフォーラム開催スケジュール

日 時:2026年3月20日(金・祝) 1回目  10:30 2回目  14:00

会 場:東京都写真美術館1階ホール(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)

定 員:各回190名(先着順・要申込) 入場無料

申 込:12月1日以降申込フォームよりお申込みください

※応募者の個人情報は今回のフォトフォーラム、今後JPSの開催するイベント、 セミナー、研究会のご案内のみに使用させていただきます。

日本写真家協会公式YouTubeチャンネルで午後の部をライブ配信予定

タイムテーブル(予定)
*2回入れ替え制
1回目 2回目
開場 10:10 13:40
開会挨拶 10:30 14:00
講演 柏倉陽介、篠田岬輝、山田耕熙 10:35~12:15 14:05~15:45
パネルディスカッション 柏倉陽介、篠田岬輝、山田耕熙
司会進行:高砂淳二
12:30~13:00 16:00~16:30

講演者・パネリスト紹介

柏倉陽介 (かしわくら・ようすけ)

1978年、山形県生まれ。オランウータン孤児をテーマとして、写真集『Back to the Wild 森を失ったオランウータン』を上梓。ナショナルジオグラフィック国際フォトコンテスト、ワイルドライフフォトグラファー・オブザイヤーなどに入賞し、スミソニアン自然史博物館、国連気候変動枠組条約締約国会議などで作品を展示。「Endless」と題した環境撮影プロジェクトを進めている。 北海道文教大学客員教授。

■篠田岬輝 (しのだ・こうき)

1990年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、米国会計系コンサルティング会社に就職。 都市での生活の中で、死の気配が隠されていることに違和感を覚え、2017年に独立し作品制作を開始。赤道から極地まで、自然の中に身を置きながら、そこにある「命」と向き合う撮影を続けている。近年は人間と自然・動物との関係性に焦点を当て、害獣や狩猟をテーマにしたプロジェクトにも取り組む。パリ国際写真賞(The Prix de la Photographie, Paris)Natur部門 金賞受賞。公益社団法人日本写真家協会(JPS) 会員。

■山田耕熙 (やまだ・こうき)

1979年、 神奈川県生まれ。自然ドキュメンタリー番組に衝撃を受けたことをきっかけに、自分の目で世界を確かめるべく旅をはじめる。これまでに、南極、北極、アラスカ、アフリカ、ガラパゴス諸島などで様々な生き物たちを撮影。“人と野生動物たち、一緒に未来へ”をテーマに、 近年はインド・ランタンボール国立公園に生息する野生の虎の姿を撮影し続けている。 第8回日経ナショナルジオグラフィック写真賞ネイチャー部門最優秀賞受賞。

■パネルディスカッション司会進行 高砂淳二 (たかさご・じゅんじ)

1962年、宮城県生まれ。熱帯から極地まで世界中の国々を訪れ、海中、生き物、虹、風景、星空など、地球そのものをフィールドに、自然の繋がり、水や生命の循環、人と自然の関わり合いなどをテーマに撮影活動を行っている。著書は30冊を超え、国内外で写真展多数開催。TBS「情熱大陸」をはじめ、メディアや講演会などで、自然の大切さ、自然と人間の関係性、人間の地球上での役割などを幅広く伝え続けている。海の環境NPO法人OWS理事。公益社団法人日本写真家協会(JPS) 会員。

主催・協賛

【主催】公益社団法人 日本写真家協会

【協賛】OMデジタルソリューションズ株式会社 / キヤノンマーケティングジャパン株式会社 / 株式会社シグマ / ソニーマーケティング株式会社 / 株式会社タムロン / 株式会社ニコンイメージングジャパン / 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社