三鷹市立井口小学校(東京都)

三鷹市立井口小学校(東京都)   1回目・6/11、 2回目・9/11、 5年3組29名
3組の児童は、授業前から活発にコミュニケーションを取り合い、自分の意見を伝え、他者の意見を受け入れることにも長けていた。
撮影された写真を見ても、その個性は随所に表れていた。1回目の授業では、視点を変えてものを見ることの面白さを伝えたが、児童たちはそれだけにとどまらず、作品に演出を加えながら、コミュニケーションそのものを表現していた。
何を伝えたいのかが明確で、たとえば牛乳を注ぐ、虫を戦わせる、破いた紙の穴から人の写真をのぞくなど表現の手法は実に多彩だった。
2 回目の授業の翌日からは保護者参観があり、児童たちのプリント作品が廊下に掲示された。先生方によると、保護者も児童たちの挑戦的な作品づくりに強い関心を寄せていたという。

(記/瀧本 顕、写真提供/学校)