公益社団法人 日本写真家協会(JPS)は、写真文化のさらなる振興および次世代を担う人材の育成という観点から、これまで運営してきた「笹本恒子写真賞」について第8回をもちまして締めくくり、その理念を引き継ぎつつ、賞の名称を改称することといたしました。
また、「名取洋之助写真賞」は第20回をもちまして締めくくりとし、これを節目として新たな賞を設立する運びとなりました。新たな賞の名称は以下の通りです。
【旧名称 → 新名称】
笹本恒子写真賞 → JPS写真家賞
(JPS Photographer Award)
名取洋之助写真賞 → JPSノンフィクション写真賞
(JPS Nonfiction Photography Award)
今後も本協会は、時代と社会に向き合う写真表現を支援し、写真文化の発展に寄与してまいります。
引き続き皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
JPS写真家賞(JPS Photographer Award)
- 優れた写真作品を制作する写真家を対象とした写真賞 -
【 JPS写真家賞概要 】
本年第8回を迎えた笹本恒子写真賞は2026年から「JPS写真家賞(JPS Photographer Award)」へと名称を変更し、新たな形で作品を募集いたします。
本賞は、自薦・他薦を問わず、写真表現において優れた活動を継続する作家を広く顕彰することを目的としています。
【受賞対象者】
・長年にわたって制作活動を行っている写真家
・受賞作品展を開催するにたる作品(30~50点)の提供ができる方
【選考委員】
・熊切大輔(日本写真家協会 会長)
・宇井眞紀子(写真家)
・白山眞理(写真評論家)
【JPS写真家賞 選考委員紹介】
熊切 大輔(くまきり だいすけ)
東京工芸大学を卒業後、日刊ゲンダイ写真部を経て独立。「人」が生み出す瞬間・空間・物を対象に撮影。
2018年写真展及び写真集『刹那 東京で』を発表。「東京美人景」「東京動物園」と併せて東京の今を撮る三部作となる。
そのほかに「Solitude NYC」「演じるコト 俳優 石丸幹二の1年」等の写真展も開催。
カメラ誌等連載、学校や写真教室の指導、トークショーなども行う。
公益社団法人日本写真家協会会長。
宇井 眞紀子(うい まきこ)
武蔵野美術大学、日本写真芸術専門学校卒業。学生時代から写真家・樋口健二氏に師事。
1992年からアイヌ民族の取材に取り組む。主な写真集に『アイヌ、100人のいま』『伝え守る アイヌ三世代の物語』などがある。
第1回笹本恒子写真賞受賞。公益社団法人日本写真家協会会員。武蔵野美術大学非常勤講師。
白山 眞理(しらやま まり)
フリーランスキュレーター。学術博士。一般財団法人日本カメラ財団前調査研究部長。
日本写真史を幅広く研究し、多数の展覧会キュレーションに携わった。
日本写真芸術学会(2003年)、日本写真学会(2014年)、日本写真協会(2015年)にて学術賞を受賞。
JPSノンフィクション写真賞(JPS Nonfiction Photography Award)
- 若手写真家によるノンフィクション作品を対象とした公募賞 -
【 JPSノンフィクション写真賞概要 】
公益社団法人 日本写真家協会(JPS)は、30歳以下の若手写真家による優れたノンフィクション作品を顕彰することを目的として、「JPSノンフィクション写真賞(JPS Nonfiction Photography Award)」を創設いたしました。本賞は、写真表現を通じて現代社会と誠実に向き合う姿勢を評価し、次世代を担う写真家の育成と、写真文化の発展に寄与するものです。
【受賞対象作品】
・ノンフィクション作品であること
・組写真による提出(15枚以上30枚以下)
【審査員】
・熊切大輔(日本写真家協会 会長)
・小松由佳(写真家)
・鳥原学(写真史家・評論家)
【 JPSノンフィクション写真賞 審査員紹介 】
熊切 大輔(くまきり だいすけ)
東京工芸大学を卒業後、日刊ゲンダイ写真部を経て独立。「人」が生み出す瞬間・空間・物を対象に撮影。
2018年写真展及び写真集『刹那 東京で』を発表。「東京美人景」「東京動物園」と併せて東京の今を撮る三部作となる。
そのほかに「Solitude NYC」「演じるコト 俳優 石丸幹二の1年」等の写真展も開催。
カメラ誌等連載、学校や写真教室の指導、トークショーなども行う。
公益社団法人日本写真家協会会長。
小松 由佳(こまつ ゆか)
1982年秋田県生まれ。幼少時より山に魅せられ、2006年、世界第二の高峰K2(8611m / パキスタン)登頂など。
植村直己冒険賞受賞。次第に風土に根ざした人間の営みに惹かれ、写真家に転向。
シリアの紛争によって多くの難民が生まれる光景を目にし、2012年からシリア内戦・難民を取材。
著書に『人間の土地へ』(集英社インターナショナル/2020年9月)、『シリアの家族』(集英社/2025年11月)など。
第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞、第23回開高健ノンフィクション賞受賞。
公益社団法人日本写真家協会会員。
鳥原 学(とりはら まなぶ)
写真評論家。1965年大阪府生まれ、近畿大学卒。2000年からフリーで活動し、執筆を中心に写真評論を行う。
現在は写真教育や展示企画にも携わり、日本写真芸術専門学校、東京造形大学、武蔵野美術大学などで教鞭をとる。
日本写真協会賞学芸賞受賞。主な著書に『日本写真史(上・下)』『教養としての写真全史』など。
【お問い合わせ先】
公益社団法人日本写真家協会(JPS)事務局
TEL:03-3265-7451
Email:info@jps.gr.jp
