平群町立平群南小学校(奈良県) 1回目・7/9、2回目9/12、6年26名
携帯電話はスマートフォンが主流となり、学校ではタブレット学習が普及し誰もが簡単に写真を撮る時代となった。その一方でカメラというものに触れたことがない児童がほとんどで、配布したカメラに興味津々だった。普段の授業とは違う写真の話に目を輝かせ聞き入る姿が印象的だった。事前の学校との話し合いで「写ルンです」を用いることにしており、シャッターを押すたびにフィルムを巻き上げることに戸惑いつつも果敢にファインダーをのぞきシャッターを切っていた。2回目の授業では一人一枚ずつ大きくプリントした作品を持ち撮影意図などを発表してもらい感想や質問などを行った。撮影した写真は同じ時間に同じ場所にいたにもかかわらず、バラエティーに富んだものになった。写真が楽しい、好きになったという感想ももらうことができた。
(記・撮影/中島雅彰)