福岡県みやま市立本郷小学校

1回目・2016/11/28、2回目・2017/01/12、5~6年13名

各地で小中学校の統廃合が進むが、今回授業を実施した本郷小学校も、本年度を最後に閉校が決まっている。そこで普段以上に「記録」に焦点を当て、学び舎の記憶を残すことを意識するよう促した。そのせいか、児童それぞれが考える「学校」や、閉校に伴う記念行事が多く残されていた。単に児童の表現意欲を刺激するだけでなく、自分達が置かれている状況を見つめ直すきっかけになっていると思うと、さらに意義深いものを感じる。また今回は机に置いたプリントをみんなで囲んで眺めつつ解説を行ったが、こうすることで児童の積極性がさらに高まった気がした。

(記・撮影/渡部晋也)