写真展『写真フィルムからよみがえる原爆の記録と記憶』のお知らせ

吉田潤写真集「戦後フォーカス293 夢の輝き」より「広島中島 黙祷の花束を捧げる」

写真展『写真フィルムからよみがえる原爆の記録と記憶』は、写真原板の保存意義と原爆投下の記録継承をテーマとし、日本写真保存センターが保管・管理する約37万点の写真原板のうち、山端庸介氏、林重男氏、松重美人氏、岸田貢宜氏、深田敏夫氏、吉田潤氏が撮影した、広島・長崎への原爆投下から、復興への過程を写した作品約 50 点の展示する写真展です。プリント展示の他、写真家の足跡を時系列でたどるコンタクトプリント、写真原板から作製したパノラマ写真を展示し、写真原板が適切に保存される事で見ることができる過去の記録と記憶に迫り、センターの活動や写真原板の保存・活用の重要性を示します。写真原板を後世に伝えることが歴史伝承の重要な手段であり、原板保存の有用性を思案頂く機会となれば幸いです。

日 時:2025年7月31日(木)~8月20日(水)午前10:00~午後6:00

20日最終日は午後3:00まで 8月3日(日)、7日(木)から8月13日(水)、17日(日)は休館

場 所:アイデムフォトギャラリー「シリウス」(入場無料)

東京都新宿区新宿1-4-10アイデム本社ビル2F 東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅下車

公益社団法人日本写真家協会、日本写真保存センター主催(文化庁委託事業)

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