秦 達夫 写真展「Traces of Shirakami」開催のお知らせ

2023年05月17日    秦 達夫

故郷で育んだアイデンティティが SDGs の始まりだと写真家 秦達夫は考えています。
今回の写真展は【写真で知ろう!SDGs「森ってどうして大事なの?」】をベースに構成しています。この冊子は秋田の子ども達に身近にある白神山地を通して SDGsを考えて欲しいと願って NPO 法人あきた白神の森倶楽部の協力のもと制作したものです。私は自然豊かな信州の山里育ちです。環境問題は学校で取り上げられていました。しかし、自然は豊かで大人は大袈裟だと眼を細めていました。そして写真家となり無尽蔵にあると信じた光景は先人の智恵と工夫によって保たれた姿だったと気が付き開眼しました。この経験が私の中の SDGs に結びついています。秋田の子ども達に限らず、全ての子ども達に儚くも美しい自然の代表的な存在である白神山地を知ってもらい故郷(日本の自然)を大切にする想いを膨らませて欲しい。その思いを込めた写真展です。

秦 達夫 写真展「Traces of Shirakami」

会 期:5月26日(金)~6月7日(水)

時 間:11:00~17:00 (日曜休館)

会 場:エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目4−1 新国際ビル 1F

ウェブサイト:https://www.epson.jp/showroom/marunouchi/epsite/gallery/exhibitions/2023/0526/

 


<プロフィール>

長野県飯田市遠山郷(1970/4/20生)。自動車販売会社・バイクショップに勤務。後に家業を継ぐ為に写真の勉強を始め自分の可能性を信じ写真家を志す。写真家竹内敏信氏の助手を経て独立。故郷の湯立神楽「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第八回藤本四八写真賞受賞。同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社から出版。写真集『山岳島_屋久島』『RainyDays屋久島』『New Zealand』、他多数。小説家・新田次郎氏『孤高の人』の加藤文太郎に共感し、『アラスカ物語』のフランク安田を尊敬している。

日本写真家協会会員・日本写真協会会員・日本写真芸術専門学校講師・Foxfireフィールドスタッフ

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