伊藤 孝司 写真展「原爆棄民 韓国・朝鮮人被爆者の証言」開催のお知らせ

2025年06月11日    伊藤孝司

 

日本の過去と現在をアジアの民衆の視点から捉えようと、アジア太平洋諸国を200回近く取材。多くの雑誌やテレビ番組として発表してきた。
中でも大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国で暮らす広島・長崎での被爆者への取材は1980年代から続けており、今回の写真展でそれを展示する。またその写真集も7月に出版する。

 

伊藤 孝司 写真展「原爆棄民 韓国・朝鮮人被爆者の証言」

会 期:2025年7月19日(土)~8月9日(土)休館日=7月20日・22日・27日・8月3日

時 間:9時30分~16時30分(入館は16時30分まで)

入館料:大人400円、中学生・高校生300円、小学生200円

開催場所:立命館大学国際平和ミュージアム

住 所:京都市北区等持院北町56-1

URL:https://rwp-museum.jp/

 

ギャラリートーク:2025年7月19日(土)・26日(土)・8月2日(土)・6日(水)・9日(土)、各日14:00~
講 演:「アジア太平洋戦争と韓国・朝鮮人被爆者」 2025年8月2日(土) 10:00~12:00

 


写真展と同じ内容の写真集『原爆棄民 韓国・朝鮮人被爆者の証言(増補改訂版)』を8月に出版します。写真展では、先行して7月19日から販売します。

URL:https://ronso.co.jp/book/原爆棄民[増補改訂版]/


伊藤孝司(いとう・たかし)

1952年長野県生まれ。フォトジャーナリスト。社団法人日本写真家協会会員/日本ジャーナリスト会議会員。日本の過去と現在を、アジアの民衆の視点から捉えようとしてきた。アジア太平洋戦争で日本によって被害を受けたアジアの人びと、日本がかかわるアジアでの大規模な環境破壊を取材し、雑誌・テレビ・インターネットなどで発表。著書に『朝鮮で見た〈日本〉―知られざる隣国との絆』(岩波書店)、『朝鮮民主主義人民共和国 米国との対決と核・ミサイル開発の理由』(一葉社)、『無窮花の哀しみ―証言〈性奴隷〉にされた韓国・朝鮮人女性たち』、『地球を殺すな! 環境破壊大国・日本』、『平壌からの告発』、『破られた沈黙』(以上、風媒社)、『アジアの戦争被害者たち』(草の根出版会)、『棄てられた皇軍』(影書房)など多数。監督作品に『アリラン峠を越えて』(2003年)、『銀のスッカラ』(2006年)、『ヒロシマ・ピョンヤン』(2010年)、など多数。