2026年10月05日 根岸亮輔

日本で初めて「料理写真カメラマン」の道を開拓した佐伯氏は、社会派写真家でもあった。今回、南図書館が所蔵する伊勢湾台風の秘蔵写真を紹介する。
伊勢湾台風写真展~料理写真家佐伯義勝さんの軌跡~
会 期:2026年9月19日(土)~11月23日(月・祝) ※1期 9月19日~10月18日 2期10月20日~11月23日
時 間:9:30〜16:30 入場無料
会 場:名古屋市港防災センター
住 所:〒455-0018 名古屋市港区港明1丁目12-20
主 催:名古屋市港防災センター
協 力:名古屋市南図書館、佐伯義勝料理写真スタジオ
URL:https://www.minato-bousai.jp/archives/exhibition/伊勢湾台風写真展~料理写真家佐伯義勝さんの軌
佐伯義勝(さえき よしかつ)さん 料理写真家 1927年(昭和2年)~ 2012年(平成24年)
明治大学卒業後、サン・ニュース・フォトス社に入り、プロカメラマンになる。木村伊兵衛氏、土門挙氏に師事する。内灘闘争、砂川事件、伊勢湾台風など社会派写真家として活躍した。その後、1952年頃から、婦人画報で写真を撮りはじめる。
懐石料理“辻留”主人・辻喜一氏との出会いをきっかけに、盛りつけた瞬間の料理の美しさに目覚め、しだいに料理写真の奥深さにのめり込む。口癖は「料理をカメラに食べさせる。」その言葉通り料理のおいしさとともにその場の雰囲気まで鮮やかに写し込んだ写真は目を見張る。また写真は、すべて大型カメラでのフィルム撮影。デジタル写真とは違って、一発勝負で決める細心の注意と意気込みは独自の世界観を醸し出している。佐伯氏は、日本に料理写真のジャンルを確立させ、弟子を育て、常に業界のトップを走り続けた人物である。
佐伯義勝料理写真スタジオ:https://saeki-studio.com
