南あわじ市立阿万小学校(兵庫県) 1回目・7/7、 2回目・10/21、 5年26名
写真学習プログラムの淡路島での初開催。ネガとプリントが思い出になるように、夏休み中の宿題として「写ルンです」を配布した。1回目の授業は、写真の楽しさと記録性を中心に伝えた。「見て学ぶ撮影マナー」の動画を上映すると、熱心にメモを取る児童も。デジタル写真との違いを説明した後、カメラを与え、15分以内に1コマだけの撮影を完了するよう告げると、児童たちは大喜び。飛び跳ねるように校庭へ駈け出して行った。2回目。返却されたネガフィルムを手にすると、熱心に見入っていた。私がコマを指定し、大伸ばしされたプリントを掲げて、一人ひとりに講評。被写体を選んだ理由を尋ねると「万博の記念にしたかった」などと様々な答えが返ってきた。お互いに写真を見せ合って、歓声を上げていたので、記憶にも残る時間になったのではないだろうか。
(記・撮影/後藤 剛)
