南あわじ市立阿万小学校(兵庫県) 1回目・7/7、 2回目・10/21、 6年20名
児童たちの思い出になるよう、27枚撮りの「写ルンです」を夏休みに入る前に配布した。1回目の授業は、写真の楽しさ、面白さを伝えるとともに、淡路島を70年撮影している地元の写真家を例に、記録することの大切さを説く。今は失われた風景が残るモノクロ写真を珍しそうに眺めてくれた。2回目、私がコマを指定し、大伸ばしされたプリントについて、一人ひとりに講評。同じ授業を行った5年生に比べ、家族や友達など、人と向き合って写した写真が多かった。表情豊かな被写体の姿を紹介すると「エモい」などと盛り上がっていた。また、「人前で話すことの練習」として、全員に教壇の前で、シャッターを切ったときの気持ちを語ってもらった。そして今後、プリントにタイトルを付けることを勧めると話し、授業を終えた。
( 記・撮影/後藤 剛)
