南大東村立南大東小学校(沖縄県) 1回目・8/29、2回目・10/25、4年14名
台風や機材のトラブルで波乱万丈の実施となった。
カメラを配るとまずディスプレーを探す児童たち。デジタル世代がほぼ体験したことのない「写ルンです」での実施に大いに盛り上がる。児童たちの思い出はほぼスマートフォンの中だ。まずは写真の簡単な歴史を説明。このカメラは現像が必要だと伝えたのだがカメラの後面をスワイプし、なぜ見ることができないかを不思議そうに話す児童もいた。
講師の写真を見ながら「ここ知ってる!」などの声が上がる。講評では撮影の背景を生き生きと語る児童。作品は身近な情景を撮影したものが多く児童同士の心の強いつながりを感じた。大きくプリントされた作品を見て「目で見たものよりもきれい!」などの声が上がる。まっすぐな眼差しは印象的でこのプログラムの何よりの成果だと思った。
(記/鈴木正美、撮影/重枝龍明)