南大東村立南大東小学校(沖縄県) 1回目・8/29、2回目・10/25、5~6年22名
「写ルンです」での実施に伴い銀塩写真の歴史と仕組みを講義。難しい科学的な話も目を輝かせて聞いてくれた。「写真は被写体への愛情や見方で変わる、みんなの住んでいるところこそ素晴らしいものがある」という講義をした。マナー啓発のビデオを流すと、さっそくお互いの顔にカメラを向け、「撮影してもいいですか?」と楽しそうに声を掛け合う。講評では「思っていたよりもうまく撮れた」「失敗したと思った写真が褒められてうれしかった」など素直な感想が聞かれた。授業終了後、「写真を撮るって楽しいね」「カメラのシャッターと巻き上げの音が好き」と、お互いの写真を見せ合う姿はほほえましい。プリントまで行う「形にする写真教室」でしか伝えられないことがあると実感した。なにより児童たちの写真への興味を深められたことはとても喜ばしいことだ。
(記/鈴木正美、撮影/重枝龍明)