那須塩原市立青木小学校(栃木県)

那須塩原市立青木小学校(栃木県)   1回目・11/6、2回目・1/29、6年22名
青木小学校6年生22名。授業の冒頭、「写真の仕事とは何か」を話す。世界を見つめる写真のチカラ、伝えることの意味、何ができるかを考えてみる。授業の中で6年生たちはしっかりした意見を持っていることに気が付く。「撮ってから考えるのではなく考えてから撮る」を強調した。そして撮影実習だ。先生をモデルにポートレート、そして校庭へ。目を凝らして歩き回り、気になることにレンズを向けアイデアを出しながら試行錯誤してアクティブに撮影をしていく姿が心地いい。授業2回目は作品を前にプレゼンテーション。しっかりとした意見を持ちそれは写真に彩りを添え、作品はデザイン性が高く見応えがある。クラスメートの感想も多く出た。ディスカッションは盛り上がった。写真が乱造している現代、永遠に残る一枚に少し近づいたようだ。

(記/飯田耕治、撮影/齋藤未尚)