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Photo 1
氏名:川廷 昌弘
タイトル:「松韻を聴く旅」より
撮影年:2025/11/30
撮影場所:静岡県
コメント:子どもの頃の記憶に刻まれた松風が聴こえてくる風景を全国に求めて、2023年7月から「松韻を聴く旅」を開始しました。
松は昔から日本の暮らしに欠かせませんでした。風雪に耐える姿が神々しく信仰の対象となり、長寿延命の象徴と讃えられ、心の象徴として親しまれてきました。「松風」「松韻」「松籟」「松濤」。風に名がつく樹種は他にはありません。松は痩せた土地を好む”強い植物”ですが、自然遷移に任せると他の植物に場所を譲る”優しい植物”でもあります。
化石燃焼が普及する高度経済成長期まで、松と日本の暮らしは頃合いの良い関係でした。海辺でも里山でも家の燃料にするため松葉かきをして松林は常に明るく清潔で松には好都合でした。しかしライフスタイルの変化に伴い暮らしから松は離れていき、今は北米から侵入したセンチュウによる壊滅的なマツ材線虫病、いわゆる”マツクイムシ被害”が発生して久しく、昨今の気候変動によって活動域が北上し松が失われた風景は全国各地にますます広がっています。
松がおかれた現状は、単なる環境問題にとどまらず、広く認識してもらう必要がある社会問題でもあります。「松が作りだす景観は日本の文化財」でもあると思います。この旅は、松がつくりだす景観だけでなく松に関わる人にも会っています。松を守る人、松を描く人、松を使う人。その一人ひとりの物語に共通するのは郷土愛でした。
今回は、旅で出会った静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」の皆さんにお声がけをいただき、このプロジェクトで初めての企画展示を行う運びとなりました。三保松原は世界遺産の構成資産に指定された唯一の松原です。写真専門のギャラリーではなく観光施設での展示ですので、インパクトと親しみやすさを考えました。
風景は16:9で撮影した三保松原の作品に限定し左右3.6mのパネルを2点、左右2.1mのパネルを6点とし、人々は全国各地で出会った10人とその言葉をあしらったポスターに仕上げました。訪れた方々が、大きな作品がもたらす没入感や、人々のポートレイトと言葉を通して、松との向き合い方に新たな変化が生まれることを期待しています。
三保松原文化創造センター企画展「松韻を聴く旅〜写真家・川廷昌弘が出会った松原の風景と人々〜
会 期:2026年2月21日(土)〜5月17日(日)
時 間:9:00〜16:30(年中無休・入館無料)
会 場:静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」
住 所:静岡市清水区三保1338-45
電 話:054-340-2100
ウェブサイト:https://miho-no-matsubara.jp
Photo 2
氏名:松井 章
タイトル:「アルパカ -アンデスの民と生きる」
撮影年:2010年~2024年
撮影場所:ボリビア・ペルー
コメント:モフモフと愛らしい姿のアルパカは、南米アンデス山脈の麓に広がる高原に生きています。彼らは数千年以上にわたり、人とともにこの地で暮らしてきました。 アルパカとリャマという二種のラクダ科動物は、アンデスの山岳民族の人々にとって、毛や荷役といった実用的な存在であるだけでなく、信仰においては神と人をつなぐ重要な役割も担っています。彼らは単なる家畜ではなく、人々の文化に深く根差した、家族の一員のような存在なのです。
氷河を抱く高峰群を背後に群れを成して歩くアルパカの姿からは、厳しい自然の中を生き抜く逞しさが伝わってくるでしょう。また、シリアスで哀愁の漂う表情を見せたかと思えば、ふと人間のような愛くるしさや可笑しさを感じさせる瞬間もあります。 ボリビアとペルーの標高4000メートルを超える高原〈アルティプラーノ〉を舞台に、アルパカと人がともに生きる姿をご覧ください。
竹松井 章 写真展「アルパカ -アンデスの民と生きる」
会 期:4月17日(金)~23日(木)
時 間:平日10:30~19:00、土日 11:00~17:00(最終日の木曜日は14:00まで)
会 場:富士フォトギャラリー銀座
住 所:〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目2−4
ギャラリーURL:https://www.prolab-create.jp/gallery/ginza/
公式サイト:https://www.andina-travel.com/akira-matsui/alpaca/
●ギャラリートーク:4月18日(土)・19日(日)・22日(水)※各日2回開催 ・時間 ①11:30~12:00 ②14:30~15:00
Photo 3
氏名:深澤 武
タイトル:THE GALLERY 企画展 深澤武写真展「桜」より
撮影年:2021年4月3日
撮影場所:埼玉県小川町
コメント:毎年変わらずに花を咲かせる桜。北海道から沖縄まで桜を愛でながらの旅を続けてきました。その土地に根差した桜は美しく、風景ともよく調和しているように感じます。北海道の牧草地に咲くエゾヤマザクラ、雪解けの東北地方に咲くオクチョウジザクラ、屋久島の森を彩るヤマザクラなど、野に咲く桜からは逞しさを感じます。
一方「普賢象」や「御車返」などの栽培品種は人の手によって受け継がれてきた桜です。国内に自生する野生の桜は10種ありますが、野生種が交配することで生まれた栽培品種は数百種になると言われています。数百枚の花弁を持つ菊咲き品種、香りが強い匂桜、緑色の花弁を持つ「鬱金」や「御衣黄」など、それぞれ謂れや歴史がある個性豊かな桜たちです。知れば知るほどにその魅力が増してゆくのです。
THE GALLERY 企画展 深澤武 「桜」
ニコンプラザ東京THE GALLERY
会 期:2026年3月3日(火)~3月16日(月)
時 間:10:30~18:30(日曜日休館/最終日は15時まで)
ニコンプラザ大阪THE GALLERY
会 期:2026年3月26日(木)~4月8日(水)
時 間:10:30~18:30(日曜日休館/最終日は15時まで)
Photo 4
氏名:大岩 友理
タイトル:『KISO HORSE めぐりあい』より”雪形に春想う”
撮影年:
撮影場所:
コメント:写真展「KISO HORSE めぐりあい」は、2025年3月の東京両国ピクトリコショップ&ギャラリーを起点に、名古屋ワキタギャラリー、豊橋のんほいパーク(スライドトーク)へと巡回。
そして最終地として、木曽馬のふるさと・木曽町へ。日本在来馬の1種である木曽馬(長野県天然記念物)に焦点を当てた本展は、馬の可愛さに惹かれて始まった私のライフワークの延長にあります。
通い続ける中で触れたのは、”時を超えて受け継がれる矜持”とも呼べる、木曽の人と馬の文化でした。
約1400年にわたり紡がれてきたそのメグリアワセの営みを、写真に託しています。
なお、本展の展示パネル50点は、巡回の締めくくりとして木曽町(開田支所)へ寄贈させていただきます。
どうか、この地に息づく物語を感じていただければ幸いです。
大岩 友理 写真展「KISO HORSE めぐりあい」-物語は、木曽で結ぶ。
会 期:2026年4月26日(日)~5月6日(水) 入場無料
時 間:9:00~22:00
会 場:木曽町文化交流センター 展示ギャラリー1~3階
住 所:〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島5129
URL:https://www.town-kiso.com/facility/100034/
後援:長野県木曽町・木曽町教育委員会
点数:50点
ギャラリートーク:4月26日(日)14時~15時
Photo 5
氏名:増田 雄彦
タイトル:「和醸 ーWAJOー」
撮影年:2024年10月〜2025年4月
撮影場所:長野県諏訪市
コメント:信州上諏訪にあるいくつかの酒蔵の中で最も小さな酒蔵「酒ぬのや本金酒造」の創業は1756年(宝暦6年)に遡る。当時と変わらぬ手作業による酒造りは寒い時節だけで、麹菌という生き物を相手にするこの仕事ではタイミングが重要となる。杜氏と蔵人たちが息を合わせ、最適のタイミングで工程を進めて最良の酒を醸し出すのだ。その姿をファインダー越しに覗いているうちに「和醸良酒(和は良い酒を醸す)」という言葉が何度も頭に浮かんだ。米粒が日本酒に変わっていく様子と機敏な蔵人たちの姿を記録するべく酒蔵に通い、一通りの工程を記録させてもらった。
増田 雄彦 写真展「和醸 ―WAJOー」
会 期:2026年4月23日(木)~ 5月13日(水)※ 4/30(木)~5/6(水)休館
時 間:10:00 ~ 18:00(最終日:10:00 ~ 15:00)
会 場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」
住 所:東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
TEL:03-3350-1211
