榎並 悦子 作品展「裏から廻って三軒目・東京」開催のお知らせ

2025年01月18日    榎並悦子

 

●展示内容 榎並悦子氏が1980年代後半に谷中、根津、千駄木周辺を中心とした風景や人々を写した作品を展示。ホタル坂アパートや曙ハウスの建物、路地裏で遊ぶ子どもたち、参道を歩く猫など、下町情緒あふれる風景とともに、気さくな町の人々の姿が写しとめられている。町も人もおだやかで、人とのつながりが密接だった昭和の風景は、現代における地域社会の在り方や地域文化の価値についても再考する機会となる作品展。

榎並 悦子 作品展「裏から廻って三軒目・東京」

● 期 間 2025年1月6日(月)~2月2日(日)休館日 毎週月曜日(6日、13日は開館)
 
● 時 間 10:00 ~ 17:00
 
● 会 場 JCIIフォトサロン 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル1階 TEL 03-3261-0300
 
● URL http://www.jcii-cameramuseum.jp
 
● 入場料 無料
 
● 展示点数 61点(全てモノクロ)

 

🔹ギャラリートーク

1月11日(土)、18日(土)、19日(日)、2月1日(土)、2日(日)14:00~ 30分程度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


榎並 悦子(えなみ えつこ)

京都市生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、岩宮武二写真事務所を経てフリーランスとなる。「一期一会」の出会いを大切に、人物や自然、風習、高齢化問題など、幅広いフィールドをしなやかな視線でとらえ続け、写真セミナーや撮影会講師などでも活躍。
アメリカに暮らす小人症の人々を取材した写真集『Little People』(朝日新聞出版、2005年)で第37回講談社出版文化賞写真賞(2006年)受賞。

公益社団法人日本写真家協会正会員。全日本写真連盟副会長。

主な写真集、著作に『都わすれ』(私家版、1985年)、『日本一の長寿郷』(大月書店、1995年)、『秒速50センチの詩』(オールプランナー、1997年)、『越中おわら風の盆』(オールプランナー、1998年)、『HALA BIRA!~大地を揺るがすフィリピンのフィエスタ~』(オールプランナー、1999年)、『パリの宝石箱 Bijoux de Paris』(クレヴィス、2011年)、『榎並悦子のマルテク式極上フォトレッスン』(朝日新聞出版、2013年)、『明日へ。東北の息吹 東日本大震災からの3年 ―2011-2014―』(朝日新聞出版、2014年)、『園長先生は108歳!』(クレヴィス、2016年)、『光の記憶 見えなくて見えるもの―視覚障害を生きる』(光村推古書院、2020年)、『APATANI STYLE』(光村推古書院、2021年)